04.30.08:19
|
04.09.03:47
音楽性。
いつしかそんな言葉にとらわれていたのかも。 ギターはヘヴィにしなきゃ、コード感はなるべく消そう、バッハのインヴェンションのようにリフで曲を構成しよう、などなど・・・ 最近、椎名林檎や東京事変を良く聴く。 椎名林檎も自分で作り上げた世界観やアンチの立ち位置、デジタル時代の音楽はこうでなきゃいけないという思いにがんじがらめになって、そこから抜け出すために東京事変を作ったってインタビューで言っていた。 もちろん同じレベルの話ではないけど、今まで自分が絶対だって信じてたものが急に変わってて、あるきっかけでそれに気付いたりする。 その度にマイナーチェンジするんだけど不思議と変わらないものがあって、そもそも磨くべき所はそこで、結局マイナーチェンジしていく所なんて服の趣味の変化みたいなものなのかな。 そしてその変わらないものが由来するのは、おーけんの言葉を借りて言えば過去に音楽で頭をガツンとやられた瞬間だったり、hideの言葉を借りるなら初期衝動ということなんだろう。 異性のタイプが結局最初に付き合った人によって決定づけられるように。 二十歳を超えてからマンソン、リンプ、ライズ、リンキン、コーン、メタリカ、スリップノットなんぞを聴きまくってたからヘヴィな音の色合いが強くなったんだけど、そもそも俺は良いメロディが好きなんだってとこにまた立ち返れた気がする。 そして親のエゴを押し付けないでそのメロディに一番似合う服を着せてあげよう。 音を楽しむと書いて音楽だったってことを思い出した。 PR
|
|
|