04.30.04:42
|
05.08.03:20
こないだ久々に見たヘイ×3に谷村奈南って子が出てて、その子の曲を聴いてたら何か急に初期のブリトニーが聴きたくなって、聴いたら今度は急にSPEEDが聴きたくなったんだ。
YOU TUBEでSPEED調べたらすごいアップされてて片っ端から聴いたんだけど意外に覚えてるもんだね。 そしたら当時のことを次々に思い出していって、音楽すげえなと。 下手に日記書くよりも全然リアルに思い出せる。 俺は熱帯夜って曲が1番好きなんだけど、この曲聴いて思い出したこと。 当時、人間拒否時代の俺の絶対行きたくないっていう意思に反して良く親戚連中で集まって車で旅行に行ってたんですよ。 俺はもっと従兄弟と2人で遊んでいたかったのに明日早いからって無理矢理遊びを中断させられて、いやいや布団に入って、まあ布団の中で喋ろうかなと思ってるとまた従兄弟が寝るのが早いんだ。 何か寂しいから日が昇るまでひたすらその時買ったばっかのSPEEDのCDのカップリングの熱帯夜をリピートで聴いてました。 たぶんメインの方は飽きてたんだろうね。 今みたいにMP3プレーヤーなんてなくてCDプレーヤーだから暗闇の中でCD変えることもできず、ホントに1曲リピートしてたなあ。 で、旅行当日。 車の中で話しかけられるのが親戚といえど心底嫌だったから目的地に着くまでずっと景色を見ながら、そう、熱帯夜をリピートであれしちゃいました。 俺は今井絵理子と同い年なんだけど、同世代の子がこんだけ頑張ってんのに俺は人間関係全部断絶して何やってるんだろって思わせる反面、音楽っていう救いとか希望もくれて、今になって気付く部分もあるけど当時の自分にとってはすごい大きい曲だったんだなと思う。 今でもこの曲を聴くと泣きそうな、笑いそうな、でもやっぱり泣きそうな気持ちになる。 音楽って聴く人の付加価値が加わって初めて完成するから万人にうける曲なんて存在しない。 同じ人でも時期によって求める波形は違うし。 ましてやその人の感情を読み取ってその人にぴったりの波形のメロディを作るなんて絶対出来ない。 だから良くも悪くもメロディって自分の為に書いてると思う。 それがたまたま誰かの求めてるものにぴたっとくることはあるけど。 さらに歌声や色んなヴィジュアル、そんな不確定要素が合わさってその人の救いになったりならなかったり。 だから熱帯夜のメロディと同年代のSPEEDの存在って当時の俺にはどんぴしゃだったんだと思う。 このメロディは俺には絶対書けないってそん時思ってた。 そりゃそうだ。 愚かなり昔の自分。 人間関係とか物理的な車とかそういう閉塞感の中でこの曲だけが当時の自分が考えてた自由に繋がってたってことも、俺のことはほっといてよっていう感じもあの救われた気持ちも覚えてる。 死ぬほどつらかった分、嬉しくて嬉しくて泣きそうな。 今でも悲しさを感じない楽しみなんて少しもおもしろくないし、束縛のない自由もくだらないと感じる。 だからやっぱりこの曲を聴くと泣きそうになる。 PR
|
|
|